学園創立70周年を記念した「授業」「シオン祭」2大テーマのパネル展です。昭和40年代の日立の街を、学生の仮装行列が練り歩きます。シオン祭は、終戦間もない創立当初から毎年実施されています。学園創立期から現在に至るまでのシオン祭、そして各学校の授業風景を約50枚のパネルに切り取りました。時代とともに移り変わる学園風景をお楽しみください。70年前、創立者たちの平和への祈りによって設立された学園は、いつの時代も若者たちにのびやかな教育の場を提供し続けています。
学園創立70周年記念行事として、学園同窓生を対象としたイベントです。学園同窓会連合(大学院同窓会、大学同窓会、短期大学部同窓会、高等学校同窓会、中学校同窓会)と学園が連携して行う企画です。
この機会に多くの同窓生が交わり、未来へと繋がっていく時となることを期待しております。
学園創立70周年の今年は、茨城キリスト教大学創立50周年の年でもあります。これを記念して、株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏をお招きし、「つながる大学-人と自然、人と社会、人と人-」をテーマに講演会を開催します。
2017年7月1日(土)、学園創立70周年および大学創立50周年記念事業として、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー 鈴木敏夫氏をお招きし、講演会「つながる大学 ―人と自然、人と社会、人と人―」を、ローガン・ファックス記念講堂にて開催いたしました。
池内耕作副学長(文学部児童教育学科教授)がインタビュアーを務め、鈴木氏がプロデューサーになる前の、大塚康生氏、高畑勲氏、宮崎駿氏らとの出会いのお話から、数々のヒット作を生み出していった秘話などをお話しくださり、会場の皆様も大変興味深く聴いていらっしゃいました。
また中学生、高校生、大学生が直接鈴木氏に質問をし、映画『ゲド戦記』は原作が小説『ゲド戦記』、原案は宮崎駿氏の絵物語『シュナの旅』であることに話題が及ぶと、講演終了後のお客様の中からは、改めて両方を比較してみたいという声が多く聞かれました。
最後に皆様へのメッセージとして、“大きな目標に向って一生懸命努力して達成しようとする”生き方の『耳をすませば』の月島雫と、“目の前のことを一生懸命コツコツ行っていく”生き方の『魔女の宅急便』のキキという二人のヒロインの対比を通して、どのような人生も一生懸命に生きることで未来が広がるという、人生の大切さをお話しくださいました。このような背景を踏まえて、両作品を改めて鑑賞すると面白いかもしれません。
鈴木氏は豊富なエピソードをご披露くださり、終始ユーモアに溢れ、大変楽しい雰囲気の中で講演会を終えました。