周年記念
イベント

学園創立70周年・大学創立50周年に際して、
学園内外で行われる様々なイベントをご紹介いたします。

茨城キリスト教学園創立70周年・茨城キリスト教大学創立50周年記念
「スタジオジブリ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏による講演会」を開催


 2017年7月1日(土)、学園創立70周年および大学創立50周年記念事業として、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー 鈴木敏夫氏をお招きし、講演会「つながる大学 ―人と自然、人と社会、人と人―」を、ローガン・ファックス記念講堂にて開催いたしました。

池内耕作副学長(文学部児童教育学科教授)がインタビュアーを務め、鈴木氏がプロデューサーになる前の、大塚康生氏、高畑勲氏、宮崎駿氏らとの出会いのお話から、数々のヒット作を生み出していった秘話などをお話しくださり、会場の皆様も大変興味深く聴いていらっしゃいました。

 また中学生、高校生、大学生が直接鈴木氏に質問をし、映画『ゲド戦記』は原作が小説『ゲド戦記』、原案は宮崎駿氏の絵物語『シュナの旅』であることに話題が及ぶと、講演終了後のお客様の中からは、改めて両方を比較してみたいという声が多く聞かれました。

最後に皆様へのメッセージとして、“大きな目標に向って一生懸命努力して達成しようとする”生き方の『耳をすませば』の月島雫と、“目の前のことを一生懸命コツコツ行っていく”生き方の『魔女の宅急便』のキキという二人のヒロインの対比を通して、どのような人生も一生懸命に生きることで未来が広がるという、人生の大切さをお話しくださいました。このような背景を踏まえて、両作品を改めて鑑賞すると面白いかもしれません。

鈴木氏は豊富なエピソードをご披露くださり、終始ユーモアに溢れ、大変楽しい雰囲気の中で講演会を終えました。