2017

100周年に向けて

茨城キリスト教学園は、７０周年を迎えます。

「もう、７０年」「まだ、７０年」この学園に関わった一人ひとりの想いは、さまざま。

でも、この学園は決して歩みを止めることはありません。

１００周年に向けて、私たちは「Our Dream for IC」をめざして、挑戦し続けます。

　大学創立50周年

2004

地域とともに歩む大学

地域社会に貢献する人間性豊かな人材を育成する。
それが、本大学のモットーです。

1967年、文学部としてスタートを切り、地域の要請とともに教育範囲を拡大してきました。
文学部児童教育学科（1982）や看護学科（2004）の設立はその象徴です。

現在では、文学部、生活科学部、看護学部、経営学部の4学部8学科専攻を備え、地域に役立つ若者を育成しています。

　中高一貫教育開始

　大学に看護学部開設

2000

　大学と短期大学の統合

　大学に生活科学部開設

　学園宗教センター設置（現・学園キリスト教センター）

1995

　茨城キリスト教大学大学院開設（文学研究科）

1991

「我らが学園の教育理念」策定へ

1989年、佐々木良一理事長は大きな決断を下します。

数十年前にローガン・J・ファックスによって創られた「我らが学園の理想」は伝道の使命が強烈に謳われており、時代に合わなくなっていると判断したのです。

そして、生まれたのが「我らが学園の教育理念」。

ローガンの精神を受け継ぎながら、時代を見据えた理念となっています。

1974

　キアラ館（礼拝堂）竣工

1967

　茨城キリスト教大学開学（文学部）

1965

　学園講堂竣工（現・ローガン・ファックス 記念講堂）

1962

中学校の誕生から発展

1962年、女子中学校として発足した茨城キリスト教学園中学校は、2004年、念願であった男女共学を実現し、さらに完全中高一貫6年制教育を開始しました。

キリスト教精神に基づく豊かな人間教育と地域社会、国際社会の要請にこたえる人材育成を教育目標としています。

1960

　カウンセリング研究所竣工

1955

　第1回夏季カウンセリング講習会開催

　「我らが学園の理想」起草

1950

ローガンのノー・ルール

カウンセリング学を学んだ、短大初代学長のローガン・J・ファックス。

彼はカウンセリングの「ノー・ルール」を学園の教育で実践しました。

それは「学校は教えるところではなく、学生・生徒が自ら学びとるところである。よい学校は、学生・生徒が自らを教育して自立できる、ルールのない自由な教育の場である」というものです。」

この自由な思想は高く評価され、学園内に、はつらつとした雰囲気がみなぎっていきました。

微章の制定

1950年、学園微章が完成。

「開かれた聖書に高き十字架」のデザインは本学園らしさを象徴しています。

「聖書は祭壇に飾られているようなものではなく、日常生活の中でつねに開かれ読まれるからこそ、神の生きた言葉として生活に生命を与える」というプロテスタントの精神を謳ったものです。

　茨城キリスト教短期大学開学

1948

シオン学園高等部の開校

1947年、シオン学園幼稚園が開園。

その翌年、高等部が開校しました。

競争率4倍を突破した50名が第一期生。

開校式兼入学式は学園隣のゴルフ場の芝生の上で行われました。

初代ローヤー校長のあいさつは全編英語。

それを長埜副校長が名通訳で聞かせる斬新なスタイルで、生徒たちに鮮烈な印象を与えました。

1947

学園の誕生

1947年、戦後の日本にキリスト教の平和主義教育の必要性を感じた地元のクリスチャンが中心となり、シオン学園総合大学事業計画を打ち出しました。

同年11月、アメリカの宣教師の支援のもとに大甕厚生園で教会、日立製作所、地元の篤志家など約250名が出席して記念野外礼拝が行われた際、シオン学園開校が正式に決定されました。

これが、茨城キリスト教学園のルーツです。

学園創立を望んでいたＥ・Ｗ・マクミラン（初代総長）のスピーチは、名演説として語り継がれています。

　シオン学園設立の祈祷会

　シオン学園幼稚園開園

　シオン学園総合大学事業計画書の発表